
リネアールは作中にはまだ登場しておらず、謎深い人物です。カノーネと同一人物であり、既に登場しているのではないかという説も浮上しています。
今回はそんなリネアールの人物像や強さ、カノーネとは同一人物なのか考察していきます。
本記事を読むことで、リネアールに関する情報を詳しく知ることができ、帝国編での今後の展開を予測しやすくなるでしょう。
リネアールのプロフィール
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年齢 |
不明 |
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役職 |
一級魔法使い |
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所属 |
大陸魔法協会 |
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見た目 |
編み込んだロングヘアー/ドレープワンピースのような衣装 |
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内面 |
保守的/合理的 |
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CV |
なし |
リネアールは大陸魔法協会に属する1級魔法使いです。
ユーベルの回想描写では、太ももの付け根あたりまで長いロングヘアーが特徴的で、全体的にふんわりとした印象があります。
面倒事が嫌い

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 13巻129話26ページ「帝国の影」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
ゼンゼの発言によると、リネアールは面倒事が嫌いで保身に走る性格のようです。
15年間帝国に潜伏し続けている

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 13巻127話176ページ「任務回収」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
リネアールは帝国に15年間潜伏し続けており、内情を知れるのは彼女だけのようです。
ユーベルは建国際の影響で自由に動けない彼女を、優秀であると評価していました。
面倒事が嫌いで保身に走る性格だからこそ、15年間も慎重に潜伏していられるのかもしれませんね。
ユーベルからは「変人」扱い

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 13巻127話177ページ「任務回収」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
ユーベルは中庭で蝶々を眺めている様子を見かけたことがあるようですが、その姿に「変人にしか見えない」と話していました。
確かに、帝国に潜伏しているような人物が一日中中庭で蝶々なんか見かけていたら、現実逃避?頭おかしくなっちゃったのかな?と引いてしまうかもしれません。
リネアールの強さについて解説!
帝国に潜伏し続けていることや、ゼーリエから厚い信頼を受けている彼女は只者でないことが分かります。
ここからはそんなリネアールの強さについて、詳しく解説していきます。
1級魔法使い

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 13巻129話26ページ「帝国の影」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
まず、リネアールは1級魔法使いであるため、普通の魔法使いよりも魔法技術が優れています。
ゼンゼとは殴り合いをするようで、「今度こそはギタギタにしてやる」と話していたことから、互角に渡り合っているのかもしれません。
ゼーリエに一度膝をつかせている
ゼンゼによると、模擬戦ではゼーリエに一度膝をつかせたことがあるほど対人戦に特化した人物であるようです。※138話参照
ゼーリエに膝をつかせたことは、レルネンでも出来なかった快挙なので、彼以上の強さを持っていると考えられます。
リネアールとカノーネは同一人物?伏線から考察!
リネアールとカノーネは同一人物なのでは?と視聴者からよく言われています。
二人がなぜ同一人物と考察されるのか、その理由について解説していきます。
特徴が同じ

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 14巻130話44ページ「任務回収」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
二人は足の付け根まで伸びる黒い髪の毛であるという特徴が同じです。
面倒事が嫌いの共通点

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 14巻131話77ページ「脱出」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
リネアールは面倒事が嫌いで、保身に走る性格であることを上述しました。そして、カノーネもユーベル戦の時、「お互い面倒事は避けよう、杖を下ろせ」と話しています。
この言葉もカノーネがなるべく命を落とし合いたくないから、保身に走っているとも解釈できるでしょう。
また、言葉の裏には「無闇に大陸魔法協会の仲間と戦いたくはない」という、リネアールからのメッセージでもあるのかもしれません。
異常な強さ
リネアールは対人戦に特化しており、ゼーリエを地に膝をつかせたことがあると上述しました。
年老いた1級魔法使いのレルネンでさえも成し遂げられなかったことなのに、若い彼女が数千年も生きているゼーリエに太刀打ちできるのってなんか不自然ですよね。
しかし、それが戦士のように近接戦闘が得意であれば話は別です。
つまり、リネアールはカノーネとして対魔法使い専門である魔道特務隊に入隊しているからこそ、ゼーリエに太刀打ちできるほどの強さを持っているのだと考えます。
ラントとユーベルには甘い
カノーネはラントとユーベルに対して、どこか甘い部分があります。例えば潜入技術に対するこの発言。

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 14巻127話187ページ「回収任務」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
この言葉は15年間潜伏しているからこそ言及できるのだと考えます。そして、ユーベルが何でも斬る魔法で脱獄しようとしたこの描写。

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 14巻131話79ページ「脱出」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
ユーベル達を逃す理由ができて、どこか清々しそうです。ユーベルを驚異とみて、殺そうとしていたノイの反応とは全く違うことが分かります。
フラーゼからの忠告
カノーネが「大陸魔法協会と影なる戦士が交戦を開始した場合は如何がなさいますか?」と質問した時、フラーゼは「国家権力による武力行使を覗いて、この国に殺し合いを許す方法はありません」と話しました。※139話参照
つまり、大陸魔法協会も影なる戦士もどちらも暴れたら武力行使でねじ伏せろという意味で、帝国に忠誠を誓う存在の魔道特務隊であれば基本のことです。
カノーネからその言葉が出てくるのは疑問に思いました。また、フラーゼは「貴女が正しい選択をすることを願っています」と話します。
これはカノーネが帝国のスパイであることに薄々気付いている、言葉の裏返しでもあるのかもしれません。
リネアールは裏切り者?
リネアールは大陸魔法協会のサイドですが、裏切る可能性もあります。
大陸魔法協会には潜伏活動を続けていると嘘をついて、実は帝国サイドの人間なのかもしれません。
肩書きは1級魔法使いだけであるのに、帝国側の潜伏を続けられるのは相当な天才だと考えます。
舞踏会に誘うのも、何かの陽動作戦なのかもしれません。
一級魔法使い(大陸魔法協会)メンバー一覧
| 人物 | リネアールとの関係や特徴 |
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ゼーリエ |
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![]() デンケン |
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![]() ユーベル |
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![]() ラント |
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![]() フェルン |
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リネアールは驚異
リネアールについて解説しました。まとめると以下の通りです。
- リネアールはゼーリエから厚い信頼を受けている1級魔法使い
- 15年間帝国に潜伏し続けている
- ゼーリエを地に膝をつかせるほどの強さを持っている
- ゼンゼとは仲が悪く、ファルシュとは信頼関係がある
- 腰まである長い黒髪に、面倒事が嫌いという共通点が、カノーネとリネアールにはある
- リネアールは帝国側で、大陸魔法協会を裏切る可能性も少なからずある
この記事をご覧になって、リネアールがどれだけ驚異であるのかが分かったでしょう。裏切らずに、大陸魔法協会の見方であって欲しいですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!








