
「帝国編がイマイチ分からない」
「難しくてつまらない」
このように思っている人がいるのではないでしょうか。葬送のフリーレンでは現在も帝国編が続いており、長くなるだろうという見込みです。
ですが、しっかりと帝国編の内容や疑問点を解消することで、面白さは圧倒的に変わっていきます。
今回は帝国編があまり分からないという人のために、内容やよくある質問について答えていきます。
帝国編のあらすじ

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 14巻1ページ(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
まずは帝国編のあらすじから解説していきます。あらすじを理解することで、物語の概要を大まかに把握できます。
①リネアールからのゼーリエ暗殺計画の告知

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 14巻126話167ページ「新たな任務」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
大陸魔法協会は、15年間帝国(帝都アイスベルク)の諜報活動を続けているリネアールから、「ゼーリエ暗殺計画を企てているものがいる」という知らせを受けます。
帝国では丁度建国際を祝う時期であり、ゼーリエはトップの人達から舞踏会に招待されました。
舞踏会には北側諸国や帝国領の要人達が集まり、カノーネはそのタイミングで暗殺が行われると話しています。
5人の1級魔法使い達が(ゼンゼ・ファルシュ・ユーベル・ラント・フェルン)ゼーリエ暗殺を防ぐためにも、任務を遂行していきます。
②リネアールの手紙を回収しにいくラントとユーベル

ebookjapan|葬送のフリーレン 13巻127話176ページ「回収任務」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
リネアールは諜報活動を続けるために、ゼーリエ暗殺に関する情報を手紙を書いて、重臣が主催する屋敷内に残しました。
その手紙を回収するべく、ラントとユーベルが派遣されます。
二人は要人警護をする魔道特務隊のカノーネらにバレないように、こっそり宮殿に忍び込みます。
③影なる戦士と敵対するフリーレンPT
フリーレン達は舞踏会での護衛が任務となるため、それまでは自由時間で帝都を見回っていました。
そこで、ゼーリエやフリーレン達の暗殺を企てている、影なる戦士(ロレ・ガゼレ・ヴォルフ)に襲われます。
襲われる理由は、フリーレンが露天商のガゼレに魔力を練った銀貨を渡したことがきっかけです。
銀貨の微細な魔力探知に気付いたロれ達は、すぐに臨戦態勢に入ります。
④帝国の意図

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 14巻130話46ページ「水面下」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
マハトの件で拘束されていたグリュックは、魔道特務隊のカノーネと今後の意向について話し合います。
グリュックは魔族とも協力できるほどの優秀な人材なので、帝国のためにも処刑を実行することは難しいのです。
協力してほしいことを遠回しに説得するカノーネですが、グリュックは「盛大に処刑してくれ」と彼女の頼みを拒否しています。
⑤帝国の情報を探り入れるデンケン
デンケンは帝国の宮廷魔法使いでありながら、大陸魔法協会の1級魔法使いという2つの顔を持ち合わせています。
敵対する両国の間を行き来しているため、彼は任務や情報を与えられることはありませんでした。
しかし、大陸魔法協会と帝国がぶつかるという大きな問題になりかねないので、デンケンは単独で情報を探り入れようとします。
帝国編の気になる点を分かりやすく解説・考察!
あらすじを見ても、疑問点が浮かびすぎて、いまいちピンと来なかった人もいるでしょう。
ここからは、そんな人のために帝国編で気になる疑問点を分かりやすく解説・考察していきます。
Q1.魔道特務隊と影なる戦士は何が違うの?

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 14巻128話6ページ「魔道特務隊」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
魔道特務隊と影なる戦士の違いは、簡単にいうと警察と暗殺者のようなものです。
魔道特務隊は帝国から正式に認められた組織であり、内乱の鎮圧や要人警護などをする警察のような存在。
影なる戦士は帝国から正式に認められておらず、リストの通りに暗殺を実行する裏組織です。
2つの組織は対魔法使い戦士に特化しており、互いは帝国に忠誠を誓う存在でもあるため、混同しやすいですよね。
Q2.影なる戦士と魔道特務隊は敵同士?
影なる戦士と魔道特務隊は敵同士です。初めは影なる戦士は国家公認でしたが、16年前に指揮系統が不明という理由から解体されました。
現在はこっそりと影なる戦士達が活動しているので、普通に違法行為です。しかし、これはあくまでも表面上の話。
互いの組織は帝国をより良い方向に活かすことが目的であるので、一時手を組んでゼーリエを殺しに来る可能性もあります。
Q3.ゼーリエ暗殺の首謀者は?
ゼーリエ暗殺の首謀者は未だにわかっていません。帝国トップである皇帝が決めたのか、影なる戦士の独断行動なのか。
葬送のフリーレン14巻時点では影なる戦士がゼーリエ暗殺計画に対して積極的な行動を示していることから、指揮官であるレーヴェが考えた説もあり得ます。
魔道特務隊も影なる戦士と関与している点は現在のところ無さそうですが、可能性は0ではありません。
Q4.ゼーリエ暗殺計画の目的は?
ゼーリエ暗殺計画の目的はまだ明らかになっていません。考えられるのは以下の2つです。
- 元々帝国と大陸魔法協会は仲が悪く、互いが脅威の存在となるため
- レーヴェの個人的な恨み
帝国と大陸魔法協会は仲が悪い

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 13巻127話174ページ「回収任務」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
ゼーリエは魔法使いの中でもトップクラスに強いため、帝国を脅かす存在となります。
ラントの発言によれば、大陸魔法協会の判断は全てゼーリエに決定権があり、帝国側は戦闘技術に関して機密で隠しているとのこと。
”互いに何をしでかすか分からない”という理由から、信頼感の欠如が原因のようです。
魔法使いへの恨み
もう1つ、レーヴェの個人的な恨みがあります。彼は「魔法使いのいない世界を望んでいる」と話している描写がありました。※139話参照
大魔法使いともいわれるゼーリエを暗殺することで、魔法使いの脅威はなくなることから、この企画はレーヴェが立てたという説もあるようです。
魔法使いを恨む理由は、大魔法使いミーヌス達に襲われた過去があるからだと考えます。詳しくは以下の記事でも解説していますので、宜しければご覧下さい。
関連記事 影なる戦士 レーヴェ
Q5.レーヴェの立ち位置は?
レーヴェの立ち位置はロルべーア領の総督とされています。帝国の最北端にあるロルべーアという領土を統治しているわけです。
日本で言えば、総理大臣ではなく、都道府県それぞれの知事という感じです。
Q6.聖杖の証って何?

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 5巻45話136ページ「水を操る魔法」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
公式ファンブックによると、聖杖の証は大魔法使いを意味する首飾りのようです。
フリーレンの存在が大魔法使いであることは、原作5巻で明らかになっています。
Q7.現存する3人の大魔法使いは誰?

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 14巻133話106ページ「銀貨」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
現存する3人の大魔法使いはゼーリエとフリーレンとミーヌスです。
しかし、ミーヌスは20年前にある戦士に殺されたため、厳密にはフリーレンとゼーリエの2人です。
帝国編の対人関係に関する疑問
ここからは対人関係の分からない部分を挙げていきます。情報量が少な過ぎて、考察がまだ出来てない部分でもあります。
今後の注目すべき点でもあると思うので、一緒に確認してみましょう。
①ラントの過去

出典:ebookjapan|葬送のフリーレン 14巻128話8ページ「魔道特務隊」(山田鐘人・アベツカサ)/小学館
葬送のフリーレン13巻では、幼少期のラントが魔道特務隊に襲われている描写がありました。
そこには魔道特務隊のフラーゼの姿もあります。
ラントは幼い頃に両親を亡くしていますが、何か反乱を起こして処刑でもされたのでしょうか。
②戦士ゴリラが影なる戦士に加わった理由
あれだけ冒険を夢見ていた戦士ゴリラが、影なる戦士のメンバーに入ったのも謎です。
そもそも彼だけに限らず、影なる戦士のメンバーが何をきっかけに入ったのか、なぜ帝国に忠誠心を抱くようになったのかが全く描かれていません。
分かっているのは鍛冶屋のクライス(影なる戦士のネーム)ということと、妹(血縁関係も不明)のシュリットを押しつけられていることぐらいです。
帝国編まとめ
葬送のフリーレンにおける帝国編について解説しました。
まだ分からないことばかりで、新しい登場人物や既存の人物の過去などが複雑に絡み合っていて、難しい部分もあると思います。
謎は多いのですが、考察して自分なりの解釈で紐解いて行くことで、今後の展開が予想しやすくなったり、物語を見るのが楽しくなっていくことでしょう。
現在は休載中ですが、何度も本編を見返して新たな情報があれば発信していこうと思います。