結論からいうと、ロイドは死んでいません。現在でも、元気にスパイ活動を続けております。
これまでにロイドに匹敵する強者は出てきていませんが、彼が死にかけるシーンはいくつかありました。
そこで今回はロイドが死にかける、ピンチでハラハラするシーンをまとめてみました。気になる人はぜひ最後までご覧ください。
ロイドが死にかけるシーンは4巻!
ロイドが死にかけるシーンは、ボンドと初めて出会った回の4巻のMission18~23(アニメは期期Mission13~15)です。
テロリスト集団の事件に巻き込まれて死んでしまうといった、ボンドの未来予知が衝撃的で話題になりました。
ボンドが予知したロイドのいない未来の描写は、今でも記憶として残っている人もいるのではないのでしょうか。
そんな気になる4巻の内容を、これから詳しく解説していきす。
物語の概要
西国のブランツ外相が閣議のために、東国に訪れたところから始まります。
閣議の目的は東西の平和維持でしたが、それを許せない排外主義の大学生が暗殺計画を目論みます。
学生テロリスト集団のリーダーであるキースの目的は、東西戦争を起こし、西国を滅ぼすことです。
ブランツ外相を暗殺すれば西国が激怒し、東西戦争への発展は避けられません。
情報はロイドが所属するWISEにも渡っており、学生テロリスト集団を取り締まるべく、動き出します。
しかし、学生テロリストは訓練された爆弾犬を扱っており、WISEにとっては厄介な敵でした。
ネタバレ①:ボンドとの出会い
人命救助でステラ獲得をしたアーニャ。ご褒美に犬を飼いに、譲渡会へ家族で出かけます。
犬を見て回る中、アーニャはウィンドウ越しにテロリストと歩いていたボンドを目の当たりにします。
その時、ボンドがフォージャー家の家族になった未来がアーニャの脳裏をよぎりました。
ボンドはテロリスト集団にそのまま連れられ、すぐに去ってしまいます。ボンドのことが気になるアーニャは、その後を追います。
ネタバレ②:テロリストに狙われるアーニャとボンド
アーニャが向かった先は、テロリスト集団の住むアジトでした。
そこにはボンドと他の犬もおり、別の部屋からは暗殺計画について話している学生テロリスト集団がいます。
暗殺計画を盗み聞きしていたアーニャですが、バレてしまい、テロリスト集団に捕まってしまうことに。
リーダーのキースは口止めのために、アーニャの殺害を仲間に指示します。殺されそうになるアーニャを、ボンドが駆けつけ助けようとしました。
しかし、テロリスト集団の威圧に萎縮してしまうボンド。その時、二人の脳裏にベルが鳴る未来がよぎりました。
その未来を利用し、ベルの音でテロリスト集団の注意がそれた隙に二人は逃げ出します。
ヨルvsテロリスト
子供だから影響はないと見逃そうとするテロリストでしたが、その中でもリーダーのキースだけは情報漏洩を恐れ、アーニャの殺害を諦めていませんでした。
そこでキースは仲間と一緒にアーニャの後を追うべく、他にいた訓練犬も利用して彼女の元へ向かいます。
一方で譲渡会でアーニャを探していたヨルさん。ウィンドウ越しでアーニャが逃げている姿を目撃し、ヨルさんも彼女の元へ向かいます。
アーニャは2個目のステラ獲得のために、警察署に向かうことをボンドに指示。
しかし、ボンドは方向音痴であったため、人気のない路地裏で迷ってしまいます。そして、犯人のキースに追いつかれてしまい、ピンチな展開に。
逃げ場を無くしたことに焦るアーニャですが、そこでヨルさんが登場。女性だと舐めてかかるテロリスト集団を見事に返り討ちにしました。
ネタバレ④:ロイドが死亡する未来
犬はヨルさんの威嚇に恐れて逃亡し、複数の仲間はボコられ、この状況に勝ち目がないと悟ったキースは逃げ出します。
ヨルさんはアーニャを置いていけないので、犯人を追うことはできませんでした。
仕方なく、ボコった犯人の1人の身柄を拘束し、警察に連絡します。ヨルさんが警察に連絡してる際、またボンドとアーニャの脳裏に未来がよぎります。
今度はロイドがテロリストのアジト(時計塔)で爆弾に巻き込まれ、死亡する未来でした。
超能力がバレないようにするためにも、アーニャはこの事態をヨルさんに知らせず、すぐに時計塔へボンドと一緒に向かいます。
ネタバレ⑤:キースの思惑
WISEがテロリストの情報を察知し、次々と仲間が捕まれてしまい、キースの計画通りには行きませんでした。
キースは困難な状況であっても、冷静に考え、潜伏場所のアジト(時計塔)にWISEが必ず来ると予想します。
アジトへ向かうとWISEに捕まってしまうため、キースは爆弾だけを仕掛けて逃げようと企みました。
爆弾を仕掛けた後、次にキースはブランツ外相を殺害しようと考え、時計塔を離れようとします。その時、アーニャも時計塔に来ており、企んでいたキースを目撃しました。
そして、アーニャの超能力でキースの思惑を読み取り、爆弾の仕掛け場所を知ります。
ネタバレ⑥:死亡回避
時計塔の中にある部屋のドア裏には爆弾があり、外側から扉を開けようとすると爆発する仕組みになっています。
アーニャは扉ではなく、近くにあった窓から内側へ侵入しました。
扉の横にはすぐに爆弾が設置されており、解除を試みるアーニャですが、処理方法が分からなくて焦ってしまいます。
そこでアーニャは近くにあったケチャップで、外側から扉に「NO(外側から開けてはいけない」という暗号を記し、この場を後にしました。
アーニャがいなくなった後に、時計塔へ駆けつけたロイドとWISEのメンバー。ドアにアーニャが記したケチャップ文字の暗号は理解することができませんでした。
しかし、危機感の鋭いロイドは無闇にドアを開けようとせず、近くにあった窓から鏡で部屋内を見渡します。
そして、ロイドは内側に仕掛けられていた爆弾の存在に気付くことができました。爆弾は保安局の処理班に任せ、時計塔を後にして次の場所へ向かいます。
時計塔は未来でみた爆発時刻を過ぎても何も起こらず、外で顛末を見守っていたアーニャとボンドはロイドが助かったのだと安堵しました。
ネタバレ⑦:ロイドvs爆弾犬
ロイドたちも時計塔を後にし、ブランツ外相がいる所へ向かいます。
緊急を要していたため、ロイドはブランツ外相から服を奪い、偽物になりすましました。
ロイドは一人で車に乗り出し、外で待ち伏せしていたキースを人気のない路地裏へ誘い出します。
ロイドをブランツ外相だと勘違いしたキースは、疑うことなく、そのまま路地裏へ。キースは爆弾犬を向かわせ、ロイドを殺そうとします。
立ち向かってくる爆弾犬をロイドは銃で対向し、爆弾を取り外すことに成功しました。取り外した爆弾はそのまま川へ放り投げます。
その事実を知らずにいたキースは、ロイドの腕に訓練犬が噛みついたタイミングを見計らって爆弾装置を押しました。
案の定、爆発は川で起こり、ロイドの命には別状ありません。
爆弾を取り外した事実に気付いたキースは、ブランツ外相(偽物)の身体能力の高さに震えていました。
そして、煙の中にいるロイドの姿を見て、キースはようやく偽物だったことに気がつきます。
そして、キースは捕まれることを恐れて車で逃げ出しました。その後、ヨルさんと鉢合わせてしまい、車を壊されて気絶します。
ネタバレ⑧:ボンドが家族に
ヨルさんやアーニャの活躍もあってWISEはテロリストを確保することができ、西国の平和を守ることができました。
WISEのリーダーであるシルヴィアは保安局になりすまして、アーニャからボンドを引き取ろうとします。
しかし、アーニャはボンドがWISEに引き取られることを拒み、自分の家で飼いたいと懇願しました。
最初はフォージャー家で引き取るのは難しいとロイドがアーニャに説得しますが、彼女は「ボンド飼わないとぐれてやる」といい、オペレーション梟遂行のためにもシルヴィアは仕方なくアーニャの要求を飲みます。
病気検査のために1日置き、ボンドはフォージャー家に加入することになりました。
「フォージャー家へようこそ!」と歓迎するアーニャたちの温もりにボンドは涙目になります。
ボンドの視界には未来予知にあった、フォージャー家が家族として迎え入れる光景がうつっていました。
最後のシーンはマジで感動した!
ロイドが死にかける別のシーン
ロイドが死にかける貴重なシーン他にもあります。
- 幼い頃に東西戦争に巻き込まれる
- ヨルさんのスープで死にかける
ロイドは幼い頃に、突如として襲ってきた東国(オスタニア)からの空襲に巻き込まれ、危機一髪建物の餌食になってしまうシーンがありました。
そしてもう1つ、こちらはネタ回なのですが、ヨルさんのスープで床に伏してしまいます。
ヨルさんの料理はネタ要因なので軽く見られがちですが、ボンドが死を想像してしまうほどに悍ましいです。
【考察】今後ロイドが死亡するシーンはあるのか?
ロイドは主人公で凄腕のスパイであることからも、死亡するのが考えられない人もいるでしょう。
しかし、少ない可能性で死亡する未来はいくつか考えられます。
それぞれ、考察を詳しく見ていきましょう。
考察①:東西戦争に巻き込まれる
1つめの死亡説は、ロイドがドノバン・デズモンドとの交渉に失敗し、東西戦争に巻き込まれて死亡してしまうことです。
ドノバンは「人と人とはわかり合えん」と心を閉ざしたり、ロイドが「隙がない」というほどに交渉が難しい人物なので、失敗する可能性は充分に考えられます。
現時点ではデズモンド家とフォージャー家の関係は良好になりつつありますが、任務の重要な課題に踏み入れてからが勝負なのです。
交渉に決裂するということは、東西の関係回復は難しくなり、戦争が起こる可能性は高くなります。
考察②:WISEの存在がバレ、殺される
WISEは東国の国家保安局の敵であり、そこにはヨルさんの弟である、秘密警察のユーリもいます。
ロイドは凄腕のスパイですが、相手は秘密警察なため、バレてしまう可能性も無くはありません。
また、場合によってはヨルさんが所属する「ガーデン」を敵対する可能性も考えられます。
WISEも暗部組織なので、ガーデンとの意向が逆になれば、争いが起こりかねません。
ロイド以外にも死亡推定されている人物
キャラクター | 死亡説が浮上する理由・考察 |
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ヨル・フォージャー |
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アーニャ・フォージャー |
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ボンド |
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ユーリ・ブライア |
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ロイドが死ぬ可能性は極めて低い
ロイドが死にかけるシーンや、死亡説について解説しました。彼は主人公で凄腕のスパイということもあり、死亡する可能性は極めて低いです。
4巻のテロリストと戦闘するシーンでは、ロイドがいなくなる描写がありましたが、それはボンドの未来予知によるものです。
とはいえ、ロイドは絶対に死亡しないとも言い切れません。今後、ロイドと同等またはそれ以上の敵が登場すれば、予測のつかない面白い展開が見られるかもしれませんね。