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上条当麻の正体や記憶喪失の原因は?謎の能力「幻想殺し」や「竜王の顎」について徹底解説!

上条当麻幻想殺しについて、気になる方は多いのではないのでしょうか。

 

 

意味を調べても基準点だとか、願いだとか漠然としてよくわからないですよね。

 

 

今回は、自分なりに上条当麻の正体、詳しくはその能力について分かりやすくまとめてみました。

 

 

上条の幻想殺しや、本当の能力についてこの記事で詳しく解説していきますよ!

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上条当麻の謎の能力について解説!

出典:上条当麻 - とある科学の超電磁砲T アニメ公式サイト

能力の謎を解き明かす前に、上条当麻の能力についていまいち分かっていない方もいるでしょう。

 

上条当麻の能力

 

分からない方のために、まず最初に能力の概要から解説していきます。

 

 

 

幻想殺しとは?

幻想殺し異能の力であれば、どんな能力でも消し去ってしまう力です。上条当麻の右肩から右の指先まで幻想殺しが常に宿っています。

 

 

幻想殺しには異能の力を無効化するだけでなく、AIM拡散力場や魔術的な精神攻撃にも干渉されません。

 

 

分かりやすいエピソードでいえば、新約3巻に登場した鞘を抜いただけで即死してしまう、戦乱の剣(ダインスレーヴ)の効果が幻想殺しによって打ち消されていました。

 

とあるシリーズでは超能力(科学)と魔術サイドが存在しますが、幻想殺しはどちらにも該当しません。

 

AIM拡散力場とは・・・超能力者が無意識に放出している微弱なエネルギー。

 

AIM拡散力場はドラゴンボールでいう「気」みたいなものです!

短所

幻想殺しはどんな異能の力でも消してしまうという、チートのような能力ですが、弱点も存在します。

 

幻想殺しの短所
  • 異能の力の規模が大きすぎると、一気に消すことができない
  • 地球の龍脈や地脈といった元々ある神秘には干渉することができない

 

例えば、旧約14巻に登場した魔術の塊である「女王艦隊」などは、上条の右手サイズでは一気に消すことができなく、中の扉を1つずつ消していました。

 

 

また、龍脈や地脈という表現は分かりづらいと思いますが、要するに岩石や人間など自然に元々存在する物質だったら消せないということになります。

 

 

上条当麻が地球を消せないのも、この世に元々ある神秘だからなんですよね。

 

 

逆に、魔術は異世界から呼び出すものであったり、(分かりやすいのが別次元から天使を召喚するとか)超能力もマクロなこの現実世界を歪めることにより、超常現象を発生させるのでこの世にはない”異能の力”だということが分かります。

 

竜王の顎(ドラゴンストライク)とは?

竜王の顎(ドラゴンストライク)は上条の右手が切断された時に、出現する竜です。

 

 

今の所確認されている竜の数は全部で8匹であり、それぞれ特徴や特性が異なります。

 

ドラゴンと詳細 特徴 得意技・攻撃方法
基本型

アウレオルス=イザード戦で登場した白・透明色の竜。噛みつかれたものは記憶を奪われる。

解呪
精神攻撃
盲竜 暗黒属性の黒竜。恐怖や混乱状態にする

精神攻撃

単眼

目が1つしかないのが特徴的なスカイブルーの竜。水属性のドラゴンであり、雨を降らすことができる。毒のようなキバを持っている。

雨風
四ツ目 目が4つもあるのが特徴的なエメラルドの竜。その4つ目は幻覚催眠作用がある。メタルも砕くほどの美声も持っている。

精神攻撃

音攻撃

水晶 体が硬く、緑色をしたドラゴン。氷のブレスを吐く 氷のブレス
槍頭 槍のように尖った角でレモンイエローの竜。体からは電撃を放出する。 電撃
髄炎 炎をみにまとっているショッキングピンクで火属性の竜。 炎のブレス?
天使 額には十字架、頭部には無数の羽がある白色の竜。洗脳する鋭い羽根と、物質を塩化させる能力を持っている

塩化・洗脳

 

透明な何か

透明な何かも同じように、上条の右手から出現します。

 

竜王の顎なのか幻想殺しによるものなのか、関係性や正体、効果についてまだわかっていないことが多いです。

 

 

1つだけわかっているのは、右手が切断されても透明な何かが修復させてくれること。

 

 

何回右手が切断されようが、見えない何かによって腕が復活するのは明らかです。

 

上条当麻の能力を図解で分かりやすくまとめてみた

解説では様々な要素が絡み合ってきて混乱すると思うので、分かりやすく図解を作ってみました。

 

 

図解のクオリティー低めですが、ご了承ください!!!

 

竜王の顎と幻想殺しは関係ある?上条当麻の正体について

さて、上条当麻の3つの能力についてはわかっていただけたかと思います。次は幻想殺し竜王の顎の正体などについて、解き明かしていきましょう。

 

注意

まだ作中では能力の謎について明記されていない部分もあるので、独自の視点や考察なども含まれています。

 

幻想殺しの正体

君は、というか、君の右手に宿っているその力は、全ての魔術師の怯えと願いが集約したものだと言っても良い

引用元:とある魔術の禁書目録 新約5巻 オッレルスより

 

魔神になり損ねたオッレルスの発言によると、幻想殺しの正体は「怯えと願いが集約したも」のようです。

 

 

統一された黒一色の空間。黒一色のそこに、上条当麻だけが残されていた。その理由はただ一つ。世界の基準点であり修復点でもある「右手」を持つからだった。

引用元:とある魔術の禁書目録 新約9巻あらすじ

 

また、幻想殺しには異能の力を消す、つまり異能の力によってゆがめられた現実を修正・基準点に戻す力があります。

 

 

「怯えと願い」、「ゆがめられた世界を基に戻す修復点すなわち基準点」とはなんでしょうか?

 

 

これだけじゃイマイチ分かりづらいので、話をもう少し深堀していきますよ!

 

魔神オティヌスから分かる幻想殺しの正体

新約4巻から登場する、かつて最強とも謳われた魔人オティヌス。彼女の願いは自身の理想の世界を作り上げることでした。

 

 

同時に理想の世界が作れなかった時に、改変しすぎて元の世界に忘れてしまうといった”怯え”もありました。

 

 

そこで元の世界に戻すことができる幻想殺し、すなわち基準点が必要だったわけですね。

 

 

怯えと願いは、オティヌスのような多くの魔人・魔術師たちが同じような悩みを持っていたわけです。

 

 

その多くの悩み(願いと怯え)が集約したことによって、幻想殺しが生まれたとされています。

 

魔神とは魔術を極めて神となった魔術師のことを指します。神に相応しいほどの、この世を破壊・創造・改変まですることができるチート。

人間は魔人に叶うことはない。

 

幻想殺しが上条に宿ったのは偶然ではなく”必然”

幻想殺し上条当麻が生まれる前からあったとされています。100年以上前、黄金の夜明け団という天才の魔術師が集う組織に、幻想殺しは使われていました。

 

 

やがてその幻想殺しは学園都市の統括理事長アレイスターと、黄金の夜明け団の紛争(ブライスロードの戦い)によって消えてしまいます。

 

 

完全に消えたわけではなく、その幻想殺し上条当麻の所へやってきたとされています。

 

幻想殺しはなぜ意思がある?

幻想殺しは上条に偶然に宿ったものではなく、ブライスロード戦後、上条当麻を選んだとされています。

 

 

幻想殺しを選んだ?生き物?なんで意思決定権が能力にあるの?」と思われた方もいるかもしれません。

 

 

前述した”願いと怯えで幻想殺しが生まれた”というのも、まるで生き物を訪仏とさせるような言い方です。

 

 

幻想殺しは能力であり、”霊魂”ともされています。その根拠がとある研究者の言葉です。

 

霊魂と呼ぶべき何かが宿った肉体そのものに能力が宿る

とある科学の一方通行 アニメ24話より

 

 

霊魂にも想い出や記憶もあるので、意思も機能としてあるのではないかと考えます。

 

 

その霊魂が肉体へと宿り、それが人間となるのではないのでしょうか。

 

 

幻想殺しという霊魂も、上条当麻の肉体に宿り、彼の記憶や意思として機能しているのではないかと考えます。

 

 

上条当麻も思い出の記憶について、自分の胸に親指を軽く当て、このように語っていました。

 

どこにって、そりゃあ決まってるじゃないですか。(省略)

心にじゃないですか?

とある魔術の禁書目録 旧約1巻

 

なぜ幻想殺し上条当麻を選んだのか?

こちらも推測の域になりますが、幻想殺し上条当麻を選んだのは、”輝く場所”が上条の右手だったからです。

 

 

幻想殺しが選ぶ条件で、これまでに共通しているのが、自分が一番目立つ場所でした。

 

 

上条に宿る前はブライスロードの戦いで、多くの魔術師たちから重宝されており、魔術を使うことで起こる”火花”も打ち消す役割だったと明かされています。

 

 

また、今も幻想殺しの主である上条当麻も以下のような特徴があります。

 

幻想殺し上条当麻を選んだ理由
  • 困っている人が目の前にいたらとりあえず助ける
  • 武器は使用せず、戦い方がほとんど素手

 

上条は人を助ける時にも幻想殺しを頻繁に駆使しており、武器を使うシーンはほとんどありません。

 

 

つまり、幻想殺しは上条の性格そのものが自分の輝ける場所にマッチしていたことから、彼を選んだのだと考えます。

 

竜王の顎の正体

なぜ竜?という疑問に関しては、シンボル的な意味だと考察します。魔術的な意味において、竜は「財宝を守る番人」として登場します。

 

 

その竜がモチーフとなって、上条当麻に宿っているという設定です。

 

 

では、竜がなぜ上条の右手の奥に潜んでいるのか、それは「神浄の討魔」という財宝を守るためです。

 

 

幻想殺しと同様、神浄の討魔もあらゆる魔術師や魔人たちから気に入られていました。

 

 

神浄の討魔が貴重な存在であることが分かりますね。

 

 

実際にも神浄の討魔が新約22巻で人間の姿をして現れましたが、外郭では八竜の中のショッキングピンクとエメラルドを纏っていました。

 

 

以上のことから、神浄の討魔と竜王の顎との関係性は高いと捉えることができます。

 

幻想殺し竜王の顎は関係ない!?

幻想殺し竜王の顎は関係のないものとされています。竜王の顎は元々から上条に宿っている能力ですが、幻想殺しは途中から上条によってきただけです。

 

 

右手を切断された時に竜が出現するのは単純で、竜を抑えていた幻想殺しがなくなったからになります。

 

 

竜王の顎よりも、透明な何かと幻想殺しの関係の方がありそうです。

 

透明な何かは悪魔的存在

透明な何かについては、上条当麻の能力の中でも未だに明かされていません。

 

 

ただ、透明な何かは悪魔的存在なのではないか?という仮説もあります。

 

 

例えば、アウレオルス=イザード戦では、上条が何者かに憑りつかれたように人格が変わっていました。

 

 

アウレオルスの能力を無力化させるために、上条が演技をしたと表面上ではなっていますが、実は透明な何かに憑りつかれていたという一説もあります。

 

 

その根拠にあたるのが以下の3つです。

上条当麻が見えない何かに憑りつかれていたという根拠
  • 腕が切断されて血が噴き出している状態なのに、正常に笑っている
  • 当時の記憶がない
  • 「神浄の討魔」というもう一人の人格も存在していたこと

 

アウレオルスは上条当麻の右手を一度切断していますが、その時には右肩から血しぶきが出ていました。

 

 

血が噴き出している時は顔を少しでも歪める描写はあっていいと思いますが、奇妙に冷酷で正常に笑っているような表情だったので、上条以外の誰かに憑りつかれているようです。

 

 

そして、新約22巻リバースで明らかになったのが、上条の中に潜んでいた「神浄の討魔」が人間の姿をして現れたことです。

 

 

透明な何か=神浄の討魔では?と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、原作では「透明な何かとは別の力」と表現されていたので、同一人物でないことが分かります。

 

 

そして、フィアンマ戦で透明な何かが出現したときは、上条は敵意むき出しの口調で話していました。

 

 

てめえが...てめえがどこのだれかなんて知らねぇ...てめぇが何をやろうかということも知ったことじゃねぇ...ただ...ここでは黙ってろ!!!コイツは俺が片づける!!

とある魔術の禁書目録アニメ22話 上条当麻のセリフより

 

上条当麻の悪そうな人格と、透明な何かに問いかける際の彼の言い方を考察すると、透明な何かは悪魔的存在であることが分かります。

 

 

透明な何かも幻想殺しと同じように、上条当麻を選んだ理由があったのかもしれません。

 

上条当麻がレベル6や7と言われる理由について

上条当麻の竜の顎や透明な何かに対して、「上条強すぎない?レベル6以上はあるんじゃ?」と考える人もいます。

 

 

上条の実際にレベルについて、どのぐらいあるのか、原作のレベルの基準を基に解説していきます。

 

レベル6説

上条当麻がレベル6だと言われるのには、以下のような根拠があります。

 

神ならぬ身にて天井の意思に辿り着くものーということです。私たちの目的は超能力5の先にあるものですからー。私達人間には世界の真理は分かりません。ならば話は簡単で、人間以上のステータスを持つものが現れれば、神様の答えだって理解できるに決まっているのです。

 

「天井の意思」というのは、SYSTEM(システム)を指すのだと思います。SYSTEMというのは、設定を自分の意のままに作り変えるということです。

 

 

この世の設定ができるというのは、つまり神様のことを指しますよね。レベル6になるということは、神に近い存在にならないといけないわけです。

 

 

神に近い存在は上条に当てはまります。

 

 

この世のSYSTEMを修正、すなわち基準点に戻することができる幻想殺しと、常人の体質ではない「透明な何か」やドラゴンが潜んでいます。

 

 

以上の理由から上条はレベル6なのでは?と推測されています。

 

レベル7説

一部では上条当麻がレベル7なのではないか?という声もあります。なぜ彼がレベル7なのか、前述したレベル6はSYSTEMに干渉できる存在でしたね。

 

 

しかし、レベル6はSYSTEMに辿り着けるものと曖昧に記載されていることから、ただ干渉できればその時点でレベル6だという解釈もできます。

 

 

レベル6に近いような存在だったキャラクターでは、ヒューズカザキリ御坂美琴の雷神モードなどです。

 

 

カザキリと雷神モード美琴に共通するものは、「天使」です。そして、魔術の世界では天使よりも上位とされるのが「神」です。

 

 

ただ神に近寄れるような存在の「天使」がレベル6だと考えると、その領域を超えた「神」、すなわちSYSTEMを変えることができるのはレベル7とも捉えることができます。

 

上条当麻の死亡回数

これまでに上条当麻魔人オティヌスに1万31回殺されたようです。そして、アウレオルス=イザードには、一度心肺停止させられているため、1回殺されています。

 

 

上条の死亡回数は合計で1万32回となります。オティヌスを何度も殺して、時を戻していました。

 

 

神にとっても幻想殺しは貴重だったわけです。

 

上条当麻はなぜ記憶喪失に?記憶は戻るのか?

次は上条当麻が記憶喪失になったわけについても、解説していきます。

 

上条当麻が記憶喪失なわけ

とある禁書目録Ⅰ期の第5話であることをきっかけにインデックスが暴走し始めるのですが、上条当麻がそれを阻止しようとします。

 

 

その際に出てきた羽が上条の頭に刺さってしまいます。それが記憶喪失の原因です。

 

 

正確には”記憶喪失”ではなく、”記憶の破壊”になります。電池切れではなく、電池を破壊されて跡形もなくなったような状態に、上条はなるわけですね。

 

 

幻想殺しで元に戻せなかったのも、脳が修復不可能になるまで記憶を破壊されたことが原因になります。

 

今後、記憶は復活するのか

今後、記憶が復活する可能性は充分にあるかもしれません。上条当麻の記憶喪失に関する伏線やストーリーがいくつかあったからです。

 

 

食蜂操祈やインデックス、左方のテッラの時でも上条当麻の記憶喪失は話が関与しています。

 

 

まだ記憶がもとに戻りそうな感じではありませんが、常に多くの人物と関係しているので、最終回では記憶が戻るという感動的な話もあるかもしれません。

 

上条当麻は科学の力も持っていた!(まとめ)

本記事のまとめ
  • 上条当麻の能力は幻想殺し」「竜王の顎」「透明な何か」の3つ
  • 幻想殺し魔術サイドでも科学サイドでもないこの世の神秘
  • 幻想殺しの正体は魔術師たちの願いと怯えが集約したもの
  • 幻想殺し上条当麻を選んだ理由は”輝く場所”だったから
  • 竜王の顎は「神浄の討魔」という財宝を守るための番人
  • 透明な何かは悪魔的な存在であり、神浄の討魔とは別の人格だと考える
  • 上条当麻SYSTEMを修復するための幻想殺しを持っていることから、レベル6だと考える
  • レベル6は天使で、レベル7はシステムを変える神だという解釈もあるので、上条当麻はレベル7説もある
  • 上条当麻の死亡回数はアウレオルス戦とオティヌス戦を含め、1万32回
  • 上条当麻が記憶喪失なのは自動書記による羽が頭に突き刺さったから
  • 記憶喪失に関するストーリーや伏線が多いことからも、記憶が戻る可能性はある

 

上条当麻の正体は未知数ですが、原作はまだ続いています。これから透明な何かや、レベル6のことについても色々と明かされるかもしれません。

 

 

皆さんも、本記事を参考にしながら、違うと思う点や新しい考察を見つけていきましょう!それでは最後までご覧いただきありがとうございました!