アニメ・漫画オタクの考察・解説部屋!

主に葬送のフリーレンに関する考察をしていきます。

SPY×FAMILY15巻ネタバレ・感想!オペレーション梟クライマックスの予感

SPY×FAMILYは2025年3月4日に発売されました。今回は15巻を読んでみてのネタバレと感想を語っていきます。

 

ネタバレをしていく中でも、独自の考察も広げながら解説していこうとも思っています。

 

本記事を読むことで、SPY×FAMILYに対する考察が深まり、次巻も楽しく読むことができるようになるでしょう。

 

注意
この記事はアフィリエイトアドセンス広告を含みます。

【ネタバレ】SPY×FAMILY15巻の見所

SPY×FAMILY15巻の見所は以下の通りです。

 

  • ヘンダーソン先生とマーサの結末
  • ざらしとプロジェクトアップルの関係
  • デズモンド家の夕食
  • メリンダ・デズモンドとロイドの接点

 

15巻ではデズモンド家の回が多く、フォージャー家との関係が加速しつつあります。

上記の見所を踏まえた上で、1話ずつ具体的にネタバレを見ていきましょう。

 

 

Mission100

Mission100では、ヘンリーアンダーソンが「愛国婦人会の絶滅」の報を知る前の話に遡り、マーサの場面から始まります。

爆心地の中、気絶していたマーサが目を覚まします。周囲で愛国婦人隊の同僚が屍となっている光景を目の当たりにしました。

西国の容赦ない大砲攻撃に、東国兵はやむを得ず、後退し始めます。しかし、マーサは弱り果てているため、東国兵に置いて行かれる状態に。

後方からは西国兵がマーサを銃殺しようと、追ってきます。

崖まで追い込まれたマーサは、余力を尽くして西国兵に発砲しますが、左肩を打たれてそのまま海に落ちてしまいました。

マーサが目を覚ますと、見知らぬ家のベッドで横になっています。民家のおばあさんに助けられたのです。

おばあさんは「アナベル」という名の西国民であり、東国兵に娘が殺された過去があるにも関わらず、マーサが元気になるまで看病してくれました。

しかし、東国兵が西国の民家に住んでいることがバレると大惨事なので、元気になったマーサに邪魔だから出て行くようにと命じます。

最後は切ない別れとなりますが、マーサは「ありがとう」と感謝を述べて、民家を後にしました。

 

 

 

感想・考察

Mission100では、アナベルの複雑な気持ちが切ない感じでした。マーサのことを邪魔扱いするのであれば、助けるという行為自体はおかしいはずです。

 

しかし、なぜ敵国であるマーサを助けたのかというと、娘のように見えたからなのかもしれません。

 

つまり、敵国であるマーサ(邪魔・恨み)な部分と、娘のように見えてしまうマーサ(可哀想)の両方の葛藤がアナベルにあったのだと思います。

 

だから、マーサを助けたのにもかかわらず、邪魔だから出て行くようにとわざわざ言葉にしてまで中途半端に彼女を傷つけて追い出したのでしょう。

 

傷ついたはずのマーサが最後に「ありがとう」と述べたのも、アナベルの複雑な感情をくみ取ったからなのかもしれません。


Mission101

西国民に東国の人だとバレないように、警戒しながら自国の方向へ足を進めるマーサ。

しかし、東国までたどり着く前に体力を尽くし、地面に倒れ込んでしまいます。


出典:SPY×FAMILY 15巻 Mission101 ©遠藤達哉 集英社 2025

そこで、西国の兵隊に見つかってしまうというピンチな状態に。西国兵はマーサを殺すかと思いきや、すでに終戦していたようで、彼女を見逃しました。

終戦したことの事実を知ったマーサは、希望が芽生えたのか、体が動くようになって東国へと再び向かいます。

前哨基地にまでたどり着くことができ、東国兵に拾われて、彼女の命は無事に助かりました。

地元に帰るまでトラックに乗せてもらい、マーサはそこで自分以外にも帰り損ねた人達を目の当たりにします。

場の空気が悪い中、1人だけ明るい「ポール」という男性に出会いました。彼は皆の精神状態をなんとか保つためにも明るく接します。

ポールとマーサは仲良くなりますが、帰国した時の翌朝、そこには屍となった彼の姿がありました。

極寒の中、飢え死にした彼の姿に、マーサは涙を流しながら地元へ帰還します。

 

感想・考察

Mission101では終戦後も飢えと極寒に耐えながらも、凌いでいくリアルな情景がとても印象的でした。

 

不幸な感じも細かい描写が多々あり、心苦しさが感じられます。


Mission102

無事に実家に帰ることができたマーサは、涙ながらに家族との再会を果たします。

戦争では食べることのできなかった豪華な食事が与えられ、ふかふかなベッドで眠り、オシャレができるまでに元気な姿に戻ります。

生き別れしてしまったヘンダーソンとの再会を果たすために、イーデン校に行きますが、休日なので彼の姿はありませんでした。

しかし、偶然にもそこにいたファウラー先生がマーサに、ヘンダーソンの居場所を教えます。

会いたい気持ちが抑えきれずに、急いでヘンダーソン先生の家まで走った彼女ですが、転んでしまいます。

そこで、気にかけていた一人の男性に手を差し伸べられました。手を差し伸べた男性は、なんとヘンダーソンだったのです。

出典:SPY×FAMILY 15巻 Mission102©遠藤達哉 集英社 2025

互いが認識した時、涙ながらに抱き合います。恋人のような感じで、「会いたかった」と抱き合う二人ですが、そこで見知らぬ女性が登場します。

その女性はなんと、ヘンダーソン先生の妻「ルシア」でした。

ヘンダーソン先生は愛国婦人隊絶滅後の報を知ってから、彼女のことを諦め、ルシアとなっていたのです。

戦争のせいで青春を失ってしまったマーサは、時代や自分を恨み、絶望します。

時は現在へ遡り、マーサの過去話を聞いていたベッキーは涙を流していました。

最初は思いも寄らぬ現実を受け止めきれなかったマーサですが、しばらくしてからルシア達の助けもあって、今では感謝しているとのこと。

出典:SPY×FAMILY 15巻 Mission102©遠藤達哉 集英社 2025

「戦争なんか偉い人だけでやればいいのに」と、マーサの肩を持つベッキーに対し、彼女は「分からないから、分かったつもりをして不安を解消する...」と意味深なセリフを吐いて終わります。

 

感想・考察

マーサのどうしようもできない、不幸としか言えない失恋に、強く心を打たれました。

 

注目すべきなのは、マーサの最後の「分かったつもりをして人は不安を解消する」という意味深なセリフ。

 

まだ6歳のベッキーにとっては難しい話かと...(笑)ドノバン・デズモンドも「人と人とは分かり合えん」と似たようなセリフを吐いていました。

 

互いに分かったつもり(傲慢)だから、互いの分かったつもり(意見)にズレが生じた時、わかり合えなくなる。だから、戦争が起こる。

 

それらを解消するためには、相手が考えていること、気持ちに寄り添うことが大事。

 

ロイドがスパイであるのにも関わらず、アーニャの感情に寄り添う部分が、平和統一に繋がるためのヒントであったりするのかなと思いました。

 

 

 

 

 

Mission103

学校休みを機に、家でゴロゴロするアーニャですが、ロイドに見つかって勉強させられます。

そこでたまたま流れてきたニュースに、アーニャは目を向けます。

ニュースで報道されていたのは、エーベル川でノルトアザラシのベルちゃんが姿を現したことでした。

アーニャがベルちゃんを自由研究を言い訳に観に行きたいとわがままを言い、仕方なくロイドは家族で一緒にエーベル川に向かいます。

エーベル川についたものの、ベルちゃんの姿は見当たりません。そこで、偶然にもベッキーと遭遇します。

ベッキーもベルちゃんを見に来た様子でした。しかし、時間が経ってもなかなか姿を表さないベルちゃんに対し、ベッキーは嫌気をさして帰ります。

アーニャも退屈なようで、ボンドと一緒に場所を変えて遊びに行きました。ロイドとヨルは一緒に、何もない休日を共に川を眺めながら過ごします。

アーニャとボンドが人気のない海岸沿いで遊んでいた時、ベルちゃんが水辺から顔を出します。

アーニャはベルちゃんに触れようと川へ近づきますが、遠くで見守っていたロイドに止められました。

ロイドから川へ近づいたことに説教を受けるアーニャですが、近くにいたベルちゃんが「ニンゲンコワい」という心の声を超能力で聞き取ります。

ベルちゃんが怖がっていると、アザラシの心の声を代弁するアーニャ。ロイドは「大勢の人間が追いかけまわすからだろう」と意見を述べます。

ベルちゃんはアーニャ達が怖くないと思ったのか、川辺にいたザリガニを加えてフォージャー家にプレゼントしました。

出典:SPY×FAMILY 15巻 Mission103©遠藤達哉 集英社 2025

そのまま、ベルちゃんは帰っていきます。ロイドは「賢い生き物だな」と思い、プロジェクトアップルについて言及していたシルヴィアのことを思い出します。

ベルちゃんを見たフォージャー家は、目的を果たしたので、家に帰りしました。

 

感想・考察

mission103はフォージャー家の休日という、ほっこりした回が見れて良かったと思います。そして、もう1つ、物語の伏線となるような描写も見られました。

 

それが、ザリガニを渡してきたベルちゃんを見て、プロジェクトアップルについて言及していた時のシルヴィアの回想シーンがあった場面です。

 

プロジェクトアップルは賢い怪物兵器に仕立てるために、色んな動物を粗雑に扱ってきた組織です。

 

ボンドもその被害者であり、ロイドがベルちゃんに対して「賢い生き物だな」と思ったのも、実はアザラシもプロジェクトアップルから仕打ちを受けていた可能性があること。

 

必ずフォージャー家のことでプロジェクト・アップルの話が出てくるということは、デズモンド家とは別にアーニャが強く関係しているのだと考えます。

 

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Mission104

Mission104では、休日にダミアンと取り巻き2人組、デズモンド家の執事と一緒に未発見の遺跡を探します。

ステラ獲得のためにも、宝の眠る遺跡を探そうとするダミアン達ですが、なかなか上手くいきません。

探している途中にヘビが出現し、ダミアン達は驚きますが、即座に執事のシープスが栗を投げて撃退。

遺跡がなかなか見つからなく、虫がたくさんいることに嫌気を刺すダミアン、そこでユーミルが帰宅することを提案しました。

しかし、ダミアンはデズモンド家で認めてもらうためにも諦めませんでした。

ダミアン達は一旦お昼ご飯を挟んで、再び遺跡探しを始めます。ダミアンは遺跡を早く見つけるためにも、謎に古代の王になりきって探索することに。

古代の王になりすませば遺跡が見つかるだろうと冷静を装って、足を進めますが、そこで彼の肩に1匹の大きなクモが落ちてきました。

突然のクモに驚き、泣き叫んで無謀に走り逃げます。ユーミル達も慌てて、彼の後を追いました。

出典:SPY×FAMILY 15巻 Mission103©遠藤達哉 集英社 2025

そこで偶然にも行き着いた先には、「ゲッシュクラン」と言われる、世界最大級の植物のある場所でした。

ジープスによると、未知の発見ではないが、とても珍しい植物なので植物学の先生に見せたら喜ぶかもしれないと話します。

当然、未発見でないとステラ獲得できないので、ダミアン達は納得いかない様子です。日も暮れたので、遺跡探しは諦めてヘリで帰ることに。

ダミアンは夕飯は外食にすることを提案しますが、ジープスは家族が不在であることを知らせます。

ジープスの言葉に対し、ダミアンは別に家族が居ても気まずくないと反論します。ジープスは逆に、今度メリンダにご飯を作ってもらうことを伝えようかと提案しました。

ダミアンは慌てた様子で、提案を拒否します。自分の母親に何か余計なことを吹き込んでないかと、ジープスに問いました。

前にアーニャと社交ダンスしたことを伝えたと話し、ダミアンをからかう形でMission104は終わります。

 

感想・考察

フォージャー家の休日に次ぎ、ダミアン達のほっこりした回が見れて良かったです。

 

相変わらず、ダミアンのポンコツっぷりや、子供らしさ見てて飽きません。

 

ゲッシュクランという最大級の植物を発見していましたが、実はこの植物、実在するようです。

 

別名「魔女の寝床」と言われていますが、本当に魔女が住んでいそうな形をしています。

 

ゲッシュクランが登場したのは、何かデズモンド家のことを暗喩しているようにも思いました。(考えすぎかな?)

 

もうすぐデズモンド家の謎が捲れてくる予感がします。


Mission105

自身で開発した目覚まし型の侍に、無理矢理起こされるフランキー。彼は隠れ家を多く持っており、自分が昨日眠った場所がどこかも分からない様子です。

フランキーはそのまま洗面台へ向かい、髪をセットして、趣味の機械開発に没頭します。

趣味に没頭した後は、いつものように仕事を始めます。客として、夜帷が顔を出し、こっそりと任務をフランキーに与えました。

納期厳守で、守らなければ刑務所送りにすると脅す夜帷に対し、フランキーは「パシリじゃねえ!」と突っ込みます。

その後、ロイドからの電話で、アーニャの面倒を見るように頼まれて「パシリじゃねえ!」と2度目の突っ込み。

パシリ扱いされながらも、お金のために、アーニャと遊んでくれていました。アーニャの面倒が見終わってから、次は競馬に足を運びます。

しかし、不幸にも結果は惨敗...。仕方なく、仕事をすることに決めたフランキーは、情報をもらいに、馬券屋(表面上は馬券を売っているが、実は情報も売っている)に行きました。

ですが、「鍵っ子ラッチー」という情報屋が逮捕されたことで、貰おうとしていた情報が手に入りません。

その代わりに、馬券屋は彼に2枚の映画チケットを渡しました。最初は換金しようとしていましたが、偶然にも知り合いの「プリシラ」という女性と出会います。

フランキーは彼女に一緒に映画を見ようとダメ元で誘いますが、なんと成功しました。
18時に待ち合わせをし、張り切ってオシャレなスーツ姿に着替えるフランキー。しかし、そこで仲間から、鍵っ子ラッチーに馬券屋が巻き込まれたとSOSの電話が来ます。

フランキーはデートの妨害をされたことに、ブチギレて電話を切ります。事件を無視して、デートに行くかと思いきや、彼が向かった先は馬券屋のいる隠れ家でした。

フランキーはバラの花束と見せかけた煙幕の銃?を敵に発砲し、目をくらませ、尋問を受けていた馬券屋の手を掴んですぐさま家から抜け出します。

しかし、敵はすぐに体勢を立て直し、フランキーと馬券屋の元に追いつきます。

フランキー達はピンチですが、玉を転がして相手を転倒させたり、粘着液で足止めしたり(ニンポートリモチまきびしという必殺技らしい)と敵の戦力を奪って隠れ家から脱出することができました。

敵から逃げた時にはすでに夜になっており、フランキーは遅れながらも約束していたプリシラの元へ向かいます。

プリシラは怒っているかと思いきや、満面な笑顔で他の男性とデートしていたようで、その男性と付き合うことになった報告をフランキーに告げます。

あまりにもショックを受けるフランキーですが、馬券屋に慰められて、最後は二人で映画を見て悲しい1日を乗り過ごしました。


感想・考察

フランキーの1日がシンプルに面白かったです。

 

多忙でなかなか恋愛に恵まれない彼ですが、文句を言いながらも困った人を助ける彼の魅力が垣間見れた、そんな回でした。

 

途中から鍵っ子ラッチーの話がよく分からなかったのですが、展開から見て日常回のためだけに起用された組織だと思うので、今後本編に関わってくる気配は無さそうです。

 

毎回彼女に振られて気の毒な彼ですが、いつか良い恋が芽生える回も見てみたいですね。

 

個人的には夜帷と繋がって欲しいです(笑)

 

 

Mission106

デミトリアスに勉強を教えて欲しくて、ドアをノックするダミアン。しかし、家庭教師から習うようにと断られてしまいます。

少し気を落とした様子でデミトリアスの部屋を後にし、執事のいる庭へ向かいます。

唐突にマックス(デズモンド家の犬)が走ってきて、ダミアンに突撃。ダミアンは池に落ちてしまい、執事から注意を受けるマックス。

突撃は何回かあるようで、ダミアンも慣れており、マックスに怒ることなく頭を撫でていました。

何の連絡もせずに庭へやってきたダミアンに対し、ジープスは連絡を入れるようにと彼にも注意します。

そして、今日はデズモンド一家の久々の会食があると告げました。

ドノバン・デミトリアス・ダミアン・メリンダそれぞれ4人が、テーブルに着きます。あたりは重圧で不穏な空気が漂います。

デミトリアスとドノバンは無表情であり、ダミアンとメリンダは少し緊張している様子。

静まりかえった空気で、カチャカチャと皿を置く音だけが鳴り響きます。

最初にメリンダがドノバンに「お仕事お疲れ様です」と挨拶をし、彼は無表情で「うむ...」と返答。

「冷めないうちに食べましょうか」とひとまず会話を終え、食事が進みます。

カチャカチャと食事をする音が鳴り響く中、ダミアンは緊張した様子でドノバンの顔を何度かチラ見します。

デミトリアスは相変わらずといった無表情で、食べ物を頬張ります。

メリンダはダミアンと同じように、ドノバンの顔を一度見て、目をそらしました。

ドノバンは無言で、目を見開いています。彼の表情に、ダミアンとメリンダは動揺を隠せていません。

そして、ドノバンは目を細めて、何かを疑うような表情です。

ダミアンは動揺しながらも、ドノバンに「あの...」と一言、話しかけました。

ドノバンはダミアンの所を見て、内容を聞いていないにもかかわらず、「うん」とだけ返答。

ダミアンは焦った表情で、喋るのを辞めます。そして、彼はメリンダの所に目を移しました。

メリンダは動揺した様子で、目を逸らします。重圧さと不穏な空気が押し寄せたまま、食事は終わります。

ドノバンは家族に「戻って良いぞ」と言い、先に食事を終えたデミトリアスが「ありがとうございます」と感謝を告げ、次にメリンダが「私も...」と言って食卓を離れました。

ドノバンも食事を終え、華やかな表情で「有意義な食事であった」と感想を告げます。

そんな彼を見たダミアンは、緊張が解けた様子でドノバンを見ます。そして、ドノバンが「よく噛んで食べろ」とダミアンに言いました。

出典:SPY×FAMILY 15巻 Mission106©遠藤達哉 集英社 2025

ダミアンは何かを思ったのか、口が開いた状態に。そして、食卓を離れるドノバンに、「は...はい!」遅れて返答します。

ダミアンはジープスに「ユーイギって何だ?」と問いかけます。ジープスは「楽しかったということです」とダミアンに教えると、彼は照れくさそうで、どこか納得いかない様子です。

 

出典:SPY×FAMILY 15巻 Mission106©遠藤達哉 集英社 2025

目を凝らして何かを考えて居るドノバンの表情で、Mission107は終わります。

 

 

 


感想・考察

この回ではほとんど発言や感情描写がなく、表情だけで意味を読み取るのが新鮮で面白かったです。

 

引っかかるのが、ドノバンの父親らしい行動(今回だとよく噛んで食べなさいというセリフ)でダミアンが明るい表情をするシーン。

 

人間味のありそうなことを言うと、ダミアンの緊張が無くなるんですよね。

 

もしかすると、ドノバンは昔は優しいお父さんで、何らかの外的な要因で機械的になっているのだとか。

 

デズモンド家の登場回数が増えつつあるので、次巻でさらなる展開を見ることができそうです。

 

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Mission107

バーリントで行われる、冬の謝洋際に遊びに来たフォージャー家。

ロイドは、この祭りで愛国婦人会との関わりがあることも掴んでおり、オペレーション梟の手がかりになることを期待します。

アーニャはロイドの考えを読み取り、ダミアンと仲良し作戦の途中であることを思い出し、緊張が走ります。

祭りにはダミアンと執事、取り巻き2人組も来ていました。ダミアン一行はフォージャー家と偶然に会い、早速アーニャとダミアンの喧嘩が始まります。

ロイドは執事達に挨拶を交わし、脳内で彼らと関わるメリットを考えていました。それをいつものように、アーニャが能力で読み取ります。
そして、遠くからブラックベル家もやってきました。ロイドはブラックベル家にも挨拶し、また彼らと関わるメリットを考え、アーニャが心の声を聞きます。

さらに、ワトキンスやグルーマン家も親子で登場。グルーマン家に対しては、ロイドは今の所探る必要はないと考え、ダミアン達には名前を忘れられてしまいます。

他にもイーデン校に通う生徒とその親が登場し、バスハイジャック事件の件でアーニャはすっかり人気ものになっており、声をかけられていました。

フォージャー家と関わりたくないダミアンは、輪投げで肩を付けることにします。負けた人は出ていくように命じます。

ダミアンの宣戦布告を受け入れるアーニャ、ベッキーやビル、ジョージも一緒に遊びたいと参戦しました。

仲違いばかりしているアーニャとダミアンですが、なんやかんや皆で楽しく輪投げを楽しんでいる様子です。

出典:SPY×FAMILY 15巻 Mission107©遠藤達哉 集英社 2025

仲良くやっているアーニャ達を見て、執事や親は微笑ましく見守ります。ロイドは任務の進展に期待を寄せますが、隣にいた執事のジープスが、「何のしがらみもなく、ご自分の意思で幸せになってほしい」と言いました。

あくまで執事という存外の立ち位置ですが、それでもアーニャ達の幸せを願うジープス。この言葉に対し、何かを思うロイド。

輪投げの結果はダミアンの勝利で終わり、負けたアーニャ達に出て行くように命じます。しかし、涙目のアーニャを見て、ダミアンは顔を赤らめながら発言を撤回しました。

次はジープスが皆で回ることを提案し、ダミアンは「勝手に決めんな」と怒りますが、結局は一緒に回ることに。

ベッキーが占いの館を見つけて、占ってもらおうとアーニャを誘います。グルーマンやワトキンスはビアガーデンで休憩、ロイドも一旦休むことになりました。

占い師は複数いるようで、ベッキーは真ん中のランクの占い師を選び、アーニャ達は無料(一番下?)で占ってもらうことにします。

ヨルとアーニャが個室へ入った所、そこには占い師の格好をしたメリンダの姿がありました。

ヨルとアーニャは突然の彼女の登場に、驚きを隠せない様子で、Mission107は終わります。

 

 

 

感想・考察

Mission107では、イーデン校に通う親子が対面する所が、大きな進展への予感...。

 

特に大きな進捗は見られませんでしたが、ここで少し引っかかったのが、ジープスの存在です。

 

デズモンド家の謎が少しずつ明かされるたびに、ジープスの登場も増えています。

 

特に気になったのが、アーニャ達を見て幸せを願っているといった回です。

 

ジープスがどれだけデズモンド家の執事を務めてきたのかは分かりませんが、何か過去を知っているのではないかと考えます。

 

または、ジープスにも大切な家族が居て、過去に何かあったのか...またもや黒幕なのか。

 

デズモンド家の謎を探るためにも、ジープスも重要人物になってくる可能性は高いでしょう。

 

 

 

Mission108

Mission107の続き、占い師の格好をしたメリンダの突然の登場にヨルとアーニャは驚きを隠せない様子です。

ヨルがメリンダに占い師をやっている理由を問うと、趣味活動のようで、内緒にするように言われます。

内緒にする理由は没頭していて、周囲が見えなくなってしまい、他人に迷惑をかけてしまうからとのこと。

それでも占いをやろうとする理由は、心の慰めのようです。メリンダは結構UFOや幽霊、”超能力”なんかも信じているようです。

占いに来るヨルに対し、メリンダは自分と同じ占い好きだと勘違いをして、嬉しそうにしています。

仲良し戦争で負けっ放しのアーニャは、ヨルに勝つためにも、占ってもらいたいと物欲しそうに呟きます。

どんなことを占って欲しいのか、メリンダがアーニャに問うと、ダミアンと仲良くなれる方法だと言いました。

お祭りでダミアンと一緒に回っていたことを伝えるヨル。

ダミアンが来ていることを知ったメリンダは、焦り出します。ダミアンが祭りに来ていることがバレたらどうしようと、メリンダの心の声を聞き取るアーニャ。

そして、ダミアンとは本当は一緒に居たいこと、アーニャが仲良くしてくれていることが嬉しい思いも聞き取りました。

アーニャはメリンダの心の声を聞いて、少し驚いた表情。

タロット占いが始まり、過去・現在・未来のカードを並べて、ダミアンと仲良くなる方法を調べます。

現在のカードは「4」で、正位置だと言います。つまり、どういうことなのか具体的に説明しようとするメリンダですが、これ以上は分からないようです。

メリンダは初心者を理由に、アーニャ達に得意でないことを伝えます。現在のカードは一旦無視して、周囲の状況を見ようとします。

そこには死に神のカードが出ており、アーニャのすぐそばには死に神が付いていることを告げました。

アーニャは近くにいたヨルに驚き、彼女に悪いと思ったのか、すぐにメリンダは発言を撤回します。

次は未来のカードを見て、星の逆位置でアーニャはステラが取れないと予言しました。ショックを受けるアーニャを見て、またもや発言を撤回します。

そして最後に、心を見透かすような細い目でアーニャを見て、ダミアンのことが好きなのか問いました。

「いじわるしてくるから嫌い」とハッキリ答えるアーニャに、メリンダはダミアンの代わりにごめんなさいと言って、それから仲良くしてくれてることに感謝します。

ダミアンのことをよく知っているアーニャを見て、メリンダは自分も向き合わないとと反省します。

出典:SPY×FAMILY 15巻 Mission108©遠藤達哉 集英社 2025

しかし、突然ドノバンの見開いた目が脳内に浮かび、動揺が隠しきれないメリンダ。ヨルは体調悪そうにしているメリンダを見て、心配します。

メリンダはヨルに悩みを打ち明けようかと思いましたが、やっぱり言ってはいけないと思いとどまりました。

結局、何も言えずにメリンダは占いを中止しました。場を離れようとするメリンダに対し、ヨルが何か彼女に伝えます。

一方で降霊ゲームで楽しむダミアンと取り巻き2人組に対し、呆れるベッキー。戻ってくるアーニャを見て、ベッキーは占いの結果を聞きます。

「おうちによんだり、よばなかったりすると良いと言ってた」と嘘を言うアーニャに、ダミアンは顔を赤らめながら「呼ぶわけないだろう!」と突っ込みます。

ベッキーは、「別にあんたのこと言っているわけないでしょ」とにやけながら、ダミアンをからかいました。

愛国婦人会のことを探ろうとするロイドに対し、アーニャは慌てて、この場にとどまろうと「もっと皆と一緒にいたい」と取り繕います。(メリンダは帰っており、探っても意味がないため、今の場所にとどまろうとした)

イーデン校の親子が集まっていることも珍しいケースであるため、今の場所にとどまった方が得策なのかと、ロイドは考えを改めました。

引き続き、一日中イーデン校の皆と遊ぶことにし、あたりはすっかり夜空で満たされます。
祭りは終わりに近づき、イーデン校の親子らとお別れをするフォージャー家。アーニャは買って貰った民族的なお面を被っています。

出典:SPY×FAMILY 15巻 Mission108©遠藤達哉 集英社 2025

ヨルと手を繋ぐアーニャに対し、バカにするダミアン。アーニャは、「じなんの母もじなんのこと好き」と言い返し、ダミアンはまた顔を赤らめて反論します。

ヨルもダミアンに対し、アーニャと同じことを言って笑顔で追撃。ダミアンは返り討ちにされました。

ジープスもフォージャー家に、ダミアンと仲良くしてくれたことを感謝します。

そして、ダミアンと執事達も帰っていきました。ロイドはアーニャに、「今日は楽しかったか?」と問いかけ、「いっぱいたのしかった!」と元気な声で返答します。

次の日、バーリント総合病院でロイドは部長から、メリンダの治療をするように頼まれました。

実は前日の謝洋祭で、メリンダが体調を崩した時、ヨルが彼女に対してロイドに症状を見て貰った方がいいとアドバイスを受けていました。

メリンダはヨルのアドバイスを受け入れ、バーリント総合病院を訪れます。

ロイドはオペレーション梟のためにも、部長の依頼を引き受け、最後に「任せて下さい」と言って15巻は終わります。


感想・考察

ダミアンの話になると、メリンダが焦る様子。

 

どんな時でも息子と向き合うことが許されない、ドノバンのぎょろ目を見ると、常に見透かされているように思いました。

 

そして最後に、ロイドとメリンダが初対面。ロイドはスパイをやっているので、メリンダの口から糸口となるような言葉を引き出すのではないかと期待もしています。

 

フォージャー家とデズモンド家が深く関わるきっかけを掴んだ、そんな回でした。

 

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SPY×FAMILY16巻の発売日はいつ?

これまでにSPY×FAMILYの15巻のネタバレをしてきましたが、次巻が待ち遠しく感じますよね。

 

次の16巻の発売日は、まだ未定です。おそらくですが、5ヶ月後〜6ヶ月後となるでしょう。

 

13巻や14巻も、発売までに5〜6ヶ月要しているからです。オペレーション梟もいよいよ、クライマックスへと近づいていくのではないのでしょうか。

 

 

16巻が楽しみですね!

SPY×FAMILY15巻の感想・ネタバレ(まとめ)

SPY×FAMILY15巻の感想・ネタバレをしていきました。一見、日常回が多く、あまり進展が見られなかったように感じる人もいるはずです。

 

しかし、プロジェクトアップルとアザラシの関係、ジープスが頻繁に出てくること、メリンダとロイドの接点などいろんな注目すべき要素があったと思います。

 

そろそろ最終章となるのか、それともオペレーション梟が一度失敗となる転機なのか、大きな岐路の節目にある回が多かったです。

 

16巻の発売はまだ不明ですが、15巻の伏線やキー人物をよく観察しながら、より本編を楽しめるように熟読していくのも良いですね。